僕が沖縄に来た理由① 〜 本が読めなかったから 〜
どうも。Kunyです!
「なんで沖縄に移住したの?」
だよね。
縁もゆかりもほとんどなかった沖縄。
どうしてこの土地で生きていこうと決めたんだろう?
沖縄に僕が移住した理由は、知り合って間もない人からの質問トップ5に入ります。
「沖縄が好きだったから?」
そうです。
「海が好きだから?」
うん、大好きです。
でもねぇ、話すともうすこし分厚い理由があるんです。
話は少しさかのぼります。
留学でアメリカに渡っていた僕は、帰国してIBMに入社しました。
システムエンジニアとして朝から深夜まで働くサラリーマンをやりながら、いつか起業するイメージを描いていました・・・
あ、いかん。もっとさかのぼらないと。
どうして僕がシステムエンジニア、IT業界を目指したのか。
そこからいこう。
僕は東京で自営業を営む両親のもとに生まれました。
父親は肉屋の息子、母親は豆腐屋の娘で、
二人が結婚してからはセブンイレブンを営んでいます。
つまり僕が生まれるずっと前から、両親は自営業でした。
コンビニで好きな音楽を流しながら、365日のうち360日くらい店にでる働き者の両親の背中を見て、純朴Kunyはすくすく大きくなりました。
大変さも楽しさも全部引き受けて、自分たちのやりたいように仕事という人生を生きる父と母。
そんな両親のもとで、大きくなったら自分の店(仕事)を持つんだ、と自然に思うようになっていました。
ところで僕は本が読めないんです。
マジで本気で大真面目に、活字を読むのが苦痛以外の何ものでもない。
急に何を言い出すんだ、話の筋に関係ないじゃないか、と思いますか?
おおいに関係あるんですう。
なぜかはわからないけど、僕は子供の頃から長い文章を読むのがすこぶる苦手でした。
国語の授業も苦手。話すのは問題ないのに、文章を読むとなるとほんとうに大変で、人の2倍、いや10倍くらいの労力をかけていました。
教科書も読みたくない。活字が並んでいるのを理解するのに骨が折れるんです。
こういうの、もしかしたら今でいうところの「ディスレクシア(読字障害・読み書き障害)」という病気なのかもしれないですね。
僕がそうだったかどうかは調べていないのでわからないし、当時はそんな言葉や認識もなかったので、苦手意識ばかりムクムクふくらむしんどい学生時代でした。
この弱点がいったい何の関係があるのかというと、僕の進みたい道にからんできます。
そう。この僕の弱点のおかげで、いまの仕事への伏線が張られるのであった。
かっこいー。
本線にはいつか帰ってくるので、このまま脱線につきあってくださいね。
そんなヒマもなく超スピード社会を生きる
「で、結局なんで沖縄でSEなわけ?」と結論を急ぎたい方のために、はしょって言うと。
「活字が読めない自分は、動画配信技術をマスターし沖縄の地を踏んでいた」
はしょるにも程がある。
無駄な抵抗はやめておとなしく脱線つづけますね。
脱線大好き~
ちょっと長くなったので・・・・つづく~
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