ほんの些細なことが子供の無限の可能性を踏みつぶす
こんにちは。Kunyです。
「ネーネー達と歩いて(学校に)行く!」
「待って!」という自分の言葉も聞かずに、数分前に出たお姉ちゃん達を追って、次女が家を飛び出した。
慌てて次女の水筒やら荷物やら準備して、更に数分後に車で追いかける。
すると、一番最初の道の角から、次女が飛び出してきた。
「危ない!何してるんだ!」
自分の言うこと聞かないで、飛び出しておきながら、お姉ちゃん達を追いかけず道草してる!
車に乗せて、次女が何かを話始めた
「●×▼■!%〇△並べて・・・・」
が、それをさえぎって次女を叱った。
車で、お姉ちゃん達を追いかけたが、見つからず、小学校をそのまま過ぎて、その先にある次女の幼稚園へ。
その帰り道、さっき次女が飛び出してきた角に差し掛かると・・・
何かが落ちた!
車を家の駐車場に停め、先ほどの角まで歩いてみる。
また、何かが落ちた。
近寄ってみると、花というか実というか、ふわふわしたモノが木から、ポツリ、ポツリと落ちる。
次女は、お姉ちゃん達を追いかけて行く途中で、これを目にして、「何だろう?」と好奇心を持って近づき、
そのふわふわしたモノを集めてキレイに並べていたようだ。

次女がキレイにお花を並べた跡があった
子供が好奇心を持って、興味を持って、自分で感じ、自分で考え、自分で何かをしていたのに、
その状況も理解せず、理解しようともせず、話も聞かず、頭ごなしに叱った。
こうやって、
「親(大人)は子供達の好奇心や興味を削ぎ落していくんだな・・・」
と気付いた。
これって、立派なドリームキラーですよね?
「〇〇〇になりたい!」
「あんたにはムリでしょ!」
とバッサリやるよりも、こういった些細なコトの方がタチが悪いと思う。
なぜなら、日常のちょっとした好奇心からやり始めた何かを
例えば、ご飯の時間よ!とか、そんなのいいから宿題やって!とか、早くオフロ入って!とか
とかとか言って、バシバシ止めさせる。
逆に言うと、そんなこんなをやられ続けてきたから
自分が何が好きなのか?
何が楽しいのか?
何に興味があるのか?
何に好奇心があるのか?
本当は何がやりたいのか?
が分からない大人達が多いのだと思う。
(他にも理由はありますが・・・)
個人的には、ご飯よりも、宿題よりも、オフロよりも、好奇心は遥かに大切なことだと思う。
親(大人)になった今、子供達の無限の可能性を摘まないようにすることと、
そして、摘まれてしまった自分の好奇心を、情熱を、改めて見直したいと思った。