働く時間を減らして利益を上げる方法③
どうも! Kunyです。
元気ですか?
僕は元気です。
僕の開催する勉強会で
「実際どんなことを勉強しているんですか?」
と(テレパシーで届いた)ギモンに答えるためにゆるっと始まったこのシリーズ。
ケイエイ(経営)のことを知れば、ビジネスがもっと楽しくなる。ラクになる。
だから経営を、ビジネスをもっと気軽に学んで実践していこう!という意図です。
ところで、一言で「楽しいビジネスを」と言っても人によってさまざまなスタイルがありますよね。
僕が提唱しているのは「働く時間を減らして利益を上げれば、ビジネスが楽しくなる」スタイルです。
ゆるめるほどガッチリ稼げる「ゆるガチ」経営の方法。
実際、今の僕は週2日ほど働いて月収100万を超えています。
起業当初はチラシ配りから始めて、今は会社を3つ経営するまでに。
仕事をゆるめつつも、ガッチリ稼げているわけです。
どうして働く時間を減らして利益が上げられるのか?
勉強会に参加される方にはいろんなタイプがあって、単純に「勉強が好き!」「学ぶことって面白い」という素敵な人もいます。
ですが・・・どちらかというと自己啓発系の勉強会ではないので
「稼いで豊かになりたい」
「ラットレースみたいな働き方から脱出して、自分らしく豊かに稼げる方法を学びたい」
という願望を持って参加される方がやっぱり多いです。
それはとても健全なことだと思います。
だってやっぱり、稼いで豊かになりたいじゃないですか。
でも、いくら稼げたとしても不幸せにはなりたくないですよね。
僕もそうです。
それで、どうやったら働く時間を減らして利益が上げられるのかを試行錯誤した結果、「ゆるガチ経営」に行き着いたというわけです。
前回の勉強会で好評だった内容のひとつが、「80:20の法則」でした。
「80:20の法則」をどう活かしたら、自分の望むビジネスのかたちに近づけるかを前回のブログでざっくりとお話しました。
今回はその続き。
僕が実際にやってみた「80:20の法則」の話をします。
やればやるほど忙しくなり、やればやるほど非効率な80%
僕が「ゆるガチ」(ゆるめるほどガッチリ稼げるビジネスのやりかた)や「ビジネスデトックス」についてお話するときに、ときどきお話しているものです。
僕が最初に独立したのは、コンピューターのサポート業。
いわば「コンピューターのお医者さん」です。
伝手のほぼない沖縄に移住し、チラシ配りからはじめました。
少しずつお客さんが増えていって、スタッフも数人雇い、ビジネスは順調に拡大しているように見えて・・・
売上は上がっていても僕自身はどんどんすりへっていくような感覚がありました。
とにかく忙しい。
ちっともラクにならない。
にっちもさっちもいかなくなった頃「80:20の法則」を、思い切って実践してみることにしたんです。
僕が実際にやった「80:20の法則」のいきさつ
やったことは2つありました。
やったこと、というより・・・
「やらないと決めたこと」を実践したと言い換えられるかもしれません。
それは、
・スタッフを増やさない(自然減にまかせる)
・個人のサポート業務を引き受けないと決めた
です。
スタッフについては、今いるスタッフにこちらからお願いして辞めてもらうことはどうしても気が進みませんでした。
なので、スタッフが辞めるときに「新規スタッフを補充しない」というかたちで自然減を待ちました。
僕の会社は基本、とても自由で「やりたいことがあるならどんどんやって! 応援するから」という自由なスタイルだったので、スタッフが「やりたいこと」を見つけたら嬉々として辞めちゃうという(笑)いいんだか良くないんだか(いや、いいんだけど)な社風だったので、スタッフの入れ替わりはそこそこあったのです。
僕の会社の自由~~な感じは、こちらのブログを読んでもらえたら。
話を戻すと、スタッフがそうやってやりたいことを見つけて僕の会社を辞めたあとに、新しく補充をしていたのをやめました。
そもそも今までスタッフを増やしてきたのは、仕事が増えて、案件が増えていくのに対応するためです。
ではなぜスタッフを減らすことにしたのか。
それは、次のやったことにつながります。
「個人のサポート業務を引き受けない」ことです。
当時、僕の会社では個人のお客さんと法人のお客さんをいっしょくたに受け持っていました。
法人も個人も分けずにやっていたんですね。
会社としては法人だけを相手にしたほうがよかったのですが、移住したばかりでどこにお客さんがいるかもわからない状態だったので、結果的に法人も個人もまぜこぜで仕事を受けていました。
法人は顧問契約をし、毎月のコンピュータのメンテナンスでお伺いするルーチンがメインになります。
メンテナンスって、やればやるほど緊急度は下がっていくものです。
毎月チェックすることで安定してくるからです。
定期検診みたいなものですね。
スケジュール管理がしやすく、業務の負荷は低く、法人なので単価も高いです。
そこへ、個人のお客さんからスポット(単発)の依頼がくるのです。
こちらは突発な依頼がほとんど。
インターネットができない、メールが送れないといった、お困りごとって急に起こるし、すぐに対応してほしい。
それが自然なことだと思います。
ただ、僕の立場としてはその日、法人のメンテナンスに行くスケジュールを組んでいるところに緊急の個人の依頼が来たことで、法人に連絡して予定変更してもらったりするわけです。
単価の面では、法人の方が月額でいただいているので個人よりも高額です。
それを「急ぎだから」を理由に、法人対応を後回しにしている状況が続いていました。
「このままでは本末転倒じゃないか?」
法人のお客さんの方が定期的に代金をいただけて、労力も少ないのに後回し。
いつも時間がなくて手厚いサポートどころじゃない。
それに比べて単価は低く、緊急度は高く、さらには予定が読めずに突然の対応を迫られる(いつも緊急度が高い)個人のお客さんへの対応が優先順位が高くなってしまっている。
断っておきますが、金額の大きい・少ないで仕事の価値に優劣つける訳ではないです。
困っている人を助けるのは自分にとっても大事なこと。
でも・・・
単価が数10倍以上大きな仕事を後回しにして、単価の低い仕事を優先している。
この状況が、いつまでたっても自分のビジネスをしんどくさせ続けている。
仕事のスケジュールをある程度自分でコントロールでき、プライベートな時間を大切にしたいと思うのなら、今の状況が続くのはまずい。
ビジネスのやり方を変えないとダメだ。
そこで思い切って「80:20の法則」を使ってみたわけです。
結果、どうなったかというと・・・(続きます)
働く時間を減らして利益を上げられる「ゆるガチ」経営勉強会のことが気になり始めた素敵な方はこちら