10倍の成果を出すには10倍楽にならないといけない①

こんにちは。おおたか(Kuny)です。

もしビジネスで10倍の成果を出したいと思ったら何をしないといけないと思いますか?

今の10倍がんばる?

実はがんばるのではなくて、10倍楽にならないといけないんです。

 

10倍の成果を出したいときに、10倍がんばろうとしても物理的に10倍いけないんですよ。

 

たとえば・・・

 

1日8時間働いて月に10万円だと仮定して、その10倍の100万円を稼ごうと思ったとします。 今の仕事量を10倍にしたら、そもそも時間が足りませんよね?

今のやり方の延長線でがんばろうとすると、どこかで限界がきます。 そこが収益の頭打ちになってしまうんですね。

なので、10倍稼ごうと思ったら10倍楽になる仕組みをつくらないといけないんです。

 

10倍楽になるための仕組みつくり

10倍楽になるためには仕組みをつくる必要があるのですが、その時はどうしても忙しくなってしまいます。 ここは忙しくなってもいいんです

ただし、この忙しさは10倍楽になるための仕組みをつくるための「期間限定の忙しさ」でないといけないんですね。

ここで重要なことは「期限を区切った忙しさ」であるべきということ。

人って選択肢が2つあるとやりやすい方を選択してしまいます。 今できていることとやったことがないことの2つがあるなら、今できている方を取ってしまうんです。

 

たとえば・・・

 

ある仕事で今までやってきた方法と、「こうすればもっと楽になる(ただし最初は超つらい)」っていう方法があったとします。 どっちをとります?

実は多くの人は、今までやってきた方法のほうを取ってしまうんです。

理由はその方がやりやすいから。

でも、これをやってしまうと、今の延長線上にすぎないので10倍楽にならないんですよ。

それどころか、やることが多すぎてだんだんしんどくなってしまうんです。 そして、しんどいから守りに入っちゃう(笑)。

 

全力で走っているときにさらにピッチを上げろと言われたら「やめて~」ってなっちゃうのと同じ。

だから、本当は自転車を持ってくるなり、車を借りてくるなりしないといけない。

車の方がラク楽~♪

車を調達するのに時間やお金がかかっても、その先のことを考えたら普通に走るよりずっと楽になるんですね。

でも、みんな自転車や車を借りるのを躊躇してしまうんです。 と、いうよりすぐ隣に自転車や車を貸してくれる人がいることに気付いていない。

自分の世界で仕事をしていると、意外と周囲のことって見えなくなってしまうんです。

 

あと、自転車や車を貸してくれる人がいたとしても、自分である程度はできてしまうので、わざわざお金を払ってまで借りようと思わないというのもあります。

自分がやる分にはお金(コスト)がかかっていないように見えますからね。

さらに、自分でやっていると「やっている感」が得られるのも問題なんです。 忙しいことに満足してしまうんです。

 

たとえば・・・

1日中ずっと雑務をやっていたとしても、「仕事をやってる感」「達成感」は得られるんですねよ。 「やりきったー!」って感じで。 忙しかったこと自体に満足してしまうんです。

本当は雑務しかしてないんですけど(笑)

 

仕事と作業の違い

起業家や一人社長が雑務ばかりやっていたらどうなります? 会社がつぶれますよね(笑)。

起業家や社長は、「仕事」と「作業」をきちんと分けてないといけないんです。 これって似たような言葉なんですけど、僕は分けて定義しています。

 

「作業」は時間で測れるものです。 これに対して 「仕事」は時間で測れない、測りにくいものです。

 

たとえば・・・

今後10年の経営プランを考えましょうとなった時、1時間で決められたりしないですよね。 四六時中ずっと考えていたりします。これが「仕事」。

これに対して「作業」は1時間やったら1時間分の成果が得られるもの。 雑務とかはまさにこれ。

起業家や経営者にとって「仕事」は「作業」よりも大事です。

もちろん、作業も大事ですよ。 会社は自分たちができることを商品やサービスとして提供してお金をもらっているわけですが、このサービス提供も「作業」になります。

ちなみに、サービス提供をするとすごく仕事をやった気になりますよね。 実際、お客さんにも喜んでもらえますしね。

だから多くの起業家や一人社長はサービス提供という名の「作業」をひたすらやってしまうんです。

でも、経営者がこればかりやっていると会社は先細っていってしまいます。

サービス提供をすると忙しくなるし、売上も上がるので良い気もしますが、同時に未来のこともきちんとやらないといけないんです。

 

大切なのは「手放すこと」

起業家や経営者が「仕事」に注力するためには、作業系のものはなるべく手放したほうがいいんです。

作業の中にはサービス提供のようなとても大事なところもあるんですが、小さな会社の経営者は360度全方位にやらないといけないことがたくさんあります。

そのこまごましたものをどんどん手放していくんです。

で、時間をつくっていく。 どんどん楽になるようにしないといけないんですね。

でも、ここで多くの人が陥る間違いパターンがあります。

それは人を増やすこと。

売上も上がって忙しくなってきたので人を増やす。 一見すると間違ってないようにみえますよね? むしろ正しいことのように見えるのではないかと思います。

人が増えれば自分の時間も取れるようになるし、雇用もつくれるし、事業拡大への一歩にも見えてしまうわけです。

で、人を採用して増やすわけですが、実はこれをやっているとラットレースから抜けられなくなってしまいます。

ラットレースというのは、回し車の中でくるくる回っているネズミのことです。 働いても働いても豊かにならない状況ですね。

誰もこんなことになりたくないはずなのに、忙しくなってきたからといって人を雇うと、知らず知らずのうちにラットレースにはまってしまうんです。

そして、 「なんでずっと忙しいの?」 となっちゃう。

なぜ人を増やして事業拡大しようとするとラットレースから抜けられなくなるのか?というと・・・次回に続きます。

こういう内容を楽しく勉強できるのがケイエイ(経営)勉強会です。

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