僕のターニングポイント①
ハイサイ! Kunyです。
僕が提唱している
「ゆるガチ」や「ビジネス・デトックス」というスタイルは、
僕に最初から備わっていた能力ではありません。
むしろそれらの要素とは、まっっったく真逆の人間でした。
そんな僕が、どうして今は違った
ライフスタイルを生きているのか。
「ターニングポイントに、何があったんですか?」
という質問があったので、今日はそのあたりを
お話しますね。
ラットレースにはまっているのに気づかなかった自分
ひとつめのターニングポイントは、
ある経営セミナーに参加したことでした。
当時の僕は、意気揚々と沖縄で起業して
昼夜問わず仕事をしまくっていました。
「仕事をやればやるほど、豊かに幸せになれる」と
信じていた頃でした。
ですが、現実は違った。
やれどもやれども、ちっとも楽にならない。
それどころか、お客さんが増えると、手が回らなくなるから
人を増やさなくてはならなくて、
人を雇うと、そのぶん経費がかさんで、
さらなる売上が必要になってくる。
もっと売上を上げるためには、
もっともっと加速しないといけない。
加速するほど、派生したいろんな経費をカバーしなくてはならなくなり
仕事量が増やして、また人が足りなくなって・・・
売上は右肩上がりでも、
利益は横ばい。うまくいって微増。
そんななか、人が増えるとガクンと利益は下がる。
「やれどもやれども、ちっとも楽にならないのは何でなんだ?」
「やればやるほど、むしろ大変になっていくのはなぜなんだ?」
と、精神的にも肉体的にも辛さがピークに達していたときでした。
今、僕はセミナーを開催しながら当時を振り返って、
「僕はその頃、ラットレースにハマっていたんですね」

走りまくってるけどラットレースから抜け出せない
とお話していますが、
当時の僕はラットレースにハマっていることにも気づかず、
ただただ、苦しかったです。

いつまで続くんだ・・・コレ・・・
「いつまでも楽になんねえな・・・」と思っていました。
そんなとき、あるセミナーに参加したのです。
一人ビジネスに特化した経営セミナーで、
「会社をよくするためにはどうしたらいいか?」
が主眼のセミナーだったと記憶しています。
自分がラットレースにハマっていることに
気づいていなかった僕は、
なんで楽にならないんだろうなぁ〜、と考えつつも
現状を「根本から変える」ことには思い至っていませんでいた。
ただひたすら仕事するなかで
「もっといいやり方があるはず!」
と今思えば、あさっての方向にさらに頑張りを重ねようとして
経営セミナーを受講したんです。
その経営セミナーでは
会社を良くするための実践的なノウハウを学びました。
「うまくいくやり方」をいろいろ学ぶことで
「武器」を手に入れ、物事は好転していく・・・はずでした。
でも、どんなに武器を手に入れても、
仕事が楽になることはありませんでした。
セミナーで教わって手に入れた武器が、いくら手元に増えたところで
使う人間の「中身」が変わっていなかったからです。
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