僕のターニングポイント③
どうも! Kunyです。
感情を無視してひたすら仕事に突き進んでいた時にぶつかった、
「どんなに頑張っても成功しても豊かになった気がしない」
「仕事をどれほどやっても生活が楽にならない」
という厚い壁。
その壁をぶち破るには、
仕事の「やり方」を変えるんじゃなく、
僕の「在り方そのもの」を変えないといけない段階なのではないか?
そう気づいたところから、心理学やセラピーなど
「心」に関する学びを始めました。
感情はすべてにおいて大切だと知る
心理学など、心や感情に関心が湧いた僕は
心理学(セラピストカウンセラーコーチ)や自己啓発を学びました。
仲間と一緒に学び、ワークなどで実践していくうちに
仕事にもプライベートにも、どんなことにも
感情はついて回るんだなというのを知っていきました。
何事も感情が絡んでくるのだと、仲間たちとの
さまざまな体験を通して、腑に落ちていきました。
その頃からようやく、
「感情瞬間切り離しスイッチを搭載したロボット」から
人間に近づいていったわけです。笑
普通は「自己啓発」を学んだ後に
「心理学」の段階へ進む人が多かったようですが
僕は同時並行。
心理学を学ぶことで、心を癒してハートが丸くなっていくのを感じ、
自己啓発を学び、目標に向かって感情をコントロールしながら
自分の限界を超え続けていく、
という、どちらかというとベクトルの違うことを
ほぼ同時並行で学んでいったので、心が忙しかったです。
目標達成に向かって自分を律した後に、癒しがきたかと思えば
癒しの後に再び目標達成に向かって突っ走る。
大変と言えば大変でしたが、
心理学・自己啓発が互いにうまく作用しあって
心や感情の仕組みの理解と、
腑に落ちるスピードが高まっていきました。
どんなに経営を学んで「武器」を手に入れようが
使う側の人間が変わらないと、望む成長はないこと。
問題は自分の中にある、と言う気づき。
ささいな感情がとても大切だったということ。
今までだったら絶対に認めようとしなかった
「できない自分」「弱い自分」とも、とことん向き合いました。
そのたび湧き上がる感情もイヤというほど味わいました。
「わかってるなら、つべこべ言わず動け!」
と、感情を無視した鉄仮面みたいな自分の奥に隠れていた
「わかってるけど、動けないんだよ」
という、へっぽこな自分も発見しました。
感情を取り入れるようになってから、
物事が少しずつ好転していきました。
それと、やはりこの土地、沖縄が教えてくれたことは大きかったです。
僕のブログタイトルにもなっている
という
オバーのお茶の教え。
それは、人とのつながりや心の交流をないがしろにして
仕事をどんどん詰め込んでロボットのようにこなしていた
当時の僕には、とうてい理解できるものではありませんでした。
でも、壁にぶち当たって今までのやり方が通用しなくなった時に
やっと気がついた。
豊かになりたくて、誰かを幸せにしたくて仕事しているのに
感情を排除し、効率と成果を追求して成功しても、
ほんとうの豊かさはそこにないということ。
あのときのオバーの教えに、表面的ではない深い理解が訪れたとき。
「心の大切さ」に、心の底から気づくことができたとき。
「ああ、そういうことだったのか」
と、肩から力が抜けていくような感覚になりました。
と同時に、
今までに経験したすべてのことに意味があったんだ、と感じました。
すべてに無駄なことは、なかった。
全部が「心」につながることとして、もたらされたということ。
このことを、みんなに伝えたい。
特に、
感情にフタをしていることに気づかず
苦しさや辛さを感じないまま、自分で自分を追い詰めていく
あの頃の僕みたいな人に伝えていきたい、と思ったんです。
そして、今までの僕に「角度」をつけ
軌道修正してくれた人たちのような、
一杯のお茶をすすめてくれた沖縄のオバーのような、
そんな存在になりたい。
それが僕のやりたいことなんだ、と確認していくまでには
何年もかかりました。
誰かの心に何かの「タネ」をそっと撒けるような人間になりたい。
そう思えるようになったのも、感情や心の大切さに気づいたからです。
もともとお人好しな僕は、小さい頃はもしかしたら感情を大切にしていたのかもしれません。
だとしたら、何かをきっかけにいつの間にかなくしてしまっていたのか。
感情について学んで知ったのではなく
もともとは自分のものだった大切なものを
「取り戻した」だけなのかもしれない。
いくつものターニングポイントを経て、今の僕がいます。