「人に頼る力」を身につけよう②

どうも! Kunyです。

 

スタッフとホテルでランチミーティング。お腹も心も満たされて。

今日のブログは前回の、

「人に頼る力を、身につけよう」の続きです。

 

今から6年くらい前のこと。

決算を控えた僕は、仕事の大整理をしていました。

 

それまで、会計業務はアウトソース(外注)していたんですね。

 

決算前にお金の流れを整理したかったのと

固定費削減についてちょうど考えていた時期に

ちょうど、僕の担当をしていた方が近いうちに辞めるという話を聞きました。

 

それを機に、

よし、これからは自分でやろう!と思ったんです。

 

11月頃のことでした。

12月には決算締めて、年が明けたら決算資料を出さないといけない。

という状況でした。

 

会計、自分でやろう!

まだ時間あるしね〜、と、ここまではよかった。笑

 

いつしか時は過ぎ・・・

(こういう場合の時間の経過ってどうしてあんなに

あっという間なんでしょうねぇ・・・)

 

2月になりました。

 

人に頼るのが、怖かった

 

あれから会計業務はストップしたまま。

はい、完全放置です。

 

いよいよまずい、いい加減やらないとな、と切羽詰まってきました。

重い腰を上げて取りかかりました。

 

「過去のデータ見ればなんとかなるだろー」と思ってたら

 

できない。

 

困り果てた僕は、会計をお願いしていた会社に出向きました。

いつも親しくしてもらっている事務員の女性に

 

恥を忍んで

「すみません。会計処理でわからないところを教えてもらえませんか?」

とお願いして、

残り二ヶ月分のたまった会計処理に取り掛かる、ものの。

 

教えてもらってやるけど、一向に進まない。

手を借りながらも基本、自分でやろうとしているから、

非効率なんです。

 

そうこうしているうちに、その会社の社長が帰ってきました。

ずっと顔なじみの社長さんなので、

お邪魔してます!と挨拶しました。

 

挨拶を返された社長が社長室に入っていくのを見届けて

再び、続きに取り掛かる・・・ものの。

やっぱり進まない。

苦しい。

 

ここで、

昔の自分だったら

しのごの言わず一週間かかろうが二週間かかろうが教えてもらいながら

「自力で」やりきっていました。

 

その時の自分が味わった八方塞がりな苦しさが、

ふっとよぎったんです。

 

あ。これ、いつものパターンだ・・・

 

このパターンを変えてみよう、と思い立ちました。

 

おそるおそる、教えてもらっていた事務員のおばちゃんに

 

「もう、これ、ギブアップして

やっぱりまた社長にお願いしたほうがいいかなぁ?」

 

と、相談してみました。

 

おばちゃんは、

「それがいいと思いますよ〜」

続けて

「他にもやらないといけないこと、いっぱいあるでしょ?」

と。

 

二人で社長室のドアに向かいます。

 

めちゃくちゃ怖かった。

 

事務員さんが、コンコン、と社長室のドアをノックして

大高さんから相談があるんですが、ちょっといいですか?と声をかけた事務員さんに

 

「忙しいからちょっと待って!」とピシャリ。

 

ああああやっぱりダメだ〜〜。怖えぇぇ〜〜。

怖ぇ~よ~

ああ、待って・・・やっぱり

ギブアップするのは、怖ぇよぅ〜・・・

 

 

30分後、社長室から僕を呼ぶ声が聞こえて
社長室のドアに手をかけながら、

 

どんなに辛くても

他人に頼るのが皆無な人間だった当時の自分は、

 

 「自分でやります」をギブアップすること。

人に頼ることが、こんなに勇気のいることなのかを

思い知らされていました。

 

つづく・・・

 

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