あなたは存在するだけで100点満点だと気づいてほしい
どうも! Kunyでーーーす。
元気ですかーーーー?
僕は元気です。
今日もブログを読みにきてくれて、ありがとうございます。
今日のブログで言いたいことは
「あなたは存在しているだけで100点満点だと気づいてほしい」
です。
・・・
と、これだけでは
「何のこっちゃ」な読者の方もいるかもしれませんので、
今日はこのタイトルにまつわる
最近あったことをお話したいと思います。
役に立たないから、ダメ?
僕の会社で新しく一緒に働くことになった、沖縄出身の若者(K君)。
(詳しくは前回までのブログ記事をご覧ください)
「お人好し」という僕にとって譲れない価値観(素質)を持つ
彼とのエピソードには、続きがあります。
お客さんのところで営業に行く際に必要な資料を
彼に作ってもらうことにした、、、のくだりね。
その日、資料作りに彼はかかりきりになって奮闘していました。
そして一日経って様子を見てみると、彼の資料は真っ白でした。
彼は、資料作りがうまく出来ない自分を責めて
めちゃくちゃ凹んでいて、
さらには、自分の力量がない(と本人は思っている)ことに
悩んでいるようでした。
「どうした?」と話を聞いてみたところ、
彼は申し訳なさそうに口を開きました。
僕(大高)からこういうことやっといて、と仕事を依頼されても
思うように出来ていないこと。
それは今回に限ったことではなく、
入社して数ヶ月経ったのに、いまだにできる仕事が少ないこと。
そんな「出来ない自分」をこの数ヶ月間に思い知らされて
彼は悩んでいました。
「お客さんにも、大高さんにも、
誰の役にも立てていない僕が
お給料をもらっている今の状態にモヤモヤします」
プロセスを見ること。結果にとらわれないこと。
しょげているK君に、僕は
「結果を重視しないで、プロセスを見てほしい」
と、言いました。
ブログでもちょいちょいお伝えしていることですが、
実際に、いつも僕は周りの人に対してこんな風に話しています。
結果は大事だけど、
それに向かってアプローチしたこと、
チャレンジしたこと、
考えたこと、
それらの過程(プロセス)を、結果と同じくらい
ちゃんと認めよう、と。
「今回、うまくアウトプットができなかったかもしれないけど、
この資料を作るにあたって
K君が僕にした質問は、ちゃんと的確だったよ。
そういうところも、ちゃんと認めてほしい、
できているところはたくさんあるんだから」
続けて僕は、K君に伝えました。
何か結果を出せたから、良い
とか
貢献しなかったから、悪い
と自分を評価するのではなく、
K君という人間がいてくれるだけで価値がある。
K君にそんな風に話しながら、ふと思いついて、
僕の友人の話をしました。
存在しているだけで、価値がある
沖縄の経営者仲間でもある、YさんはWeb制作の社長。
仕事熱心で、真面目な方です。
働き盛りの彼がまさに仕事に邁進していたとき、突然
「ギランバレー症候群」という原因不明の難病にかかりました。
筋肉を動かす神経に障害が起こり
四肢(手・足)に力が入らなくなってしまう難病です。
彼はICUに入り、その後、寝たきりになりました。
話もできなくなりました。
ずっと寝たきりで、声をかけても反応はありません。
自発呼吸もできなくなり、喉に穴を開けて人工呼吸器を装着しました。
僕は、Yさんの奥さんとも仲良しだったので、
彼の奥さんが病気になる前、Yさんへの不平不満を
冗談めかして、僕やYさん本人の前でも言っているのを聞いていました。
でも病気になって、寝たきりになって・・・
奥さんが声をかけても、何の反応もありません。
今までのように、笑ったり、頭もなでてくれません。
夫とのしても役割も、
父としての役割も、果たせなくなったことで、
僕たちが感じたことは、
存在してくれているだけでいい。
そのことを僕たちに伝えるために
彼は病気になったのかな、と。思ったんです。
・・・そう思うことが正しいことなのかどうかは、
正直わからないんですが。
生きているだけで価値がある。
なんの貢献もしなくても、生きているだけでいいんだ、と
Yさんが教えてくれた気がしました。
彼から学んだことを、
「役に立たない自分がここにいていいんだろうか」
と悩んでいたK君に、伝えたかったんです。
役割や価値を提供しなくても、生きているだけで価値がある、と。
長くなったので、また次回。
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